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重症アトピーの過去

アトピーについて
02 /27 2014
 私は超重症のアトピーでした。

どれだけ重症だったかというと、
全身湿疹で、さらに表皮が剥けて普通の人には解りづらいと思うのですが、膿というか「滲出液」というものなんですが、水がダラダラと出て、それが完全に止まるまでに何ヶ月も掛かるんです。
そしてそれがようやく乾燥すると今度は松の木肌の様に分厚くボロボロと剥がれ落ちたりします。
そしてまた滲出液が出続ける…を繰り返します。

そして身体は衰弱して動けず、寝たきりになります。
そんな中でも湿疹は活動し、激しい痒みで睡眠や静かに過ごすことさえも奪います。

食事も食べたものは炎症に回り、身体を作る方に回らずやせ細って骨も皮ばかりになります。
体重が36kgまで落ちた時には、それまであって当たり前だった筋肉の存在の大きさを感じました。

どうしても必要があって衰弱した体に鞭打って外に出ると、すれ違う人からは驚かれて振り返られる程の姿です。
身体が弱っているので長く立っていられなくて、買い物のレジでも待てずに疲れて座り込んでしまいます。

髪も随分抜け落ちますし、眉毛もなくなります。
皮膚は硬く腫れ上がっています。
顔の表情は作れません。
皮膚が乾燥していて動かせないのです。
だから無表情で硬いお面をかぶっているようです。

手もグーやパーが出来ません。
乾燥した皮膚が硬くぶ厚くなっていて、動かすと関節の所でひび割れるからです。

薬が段々効かなくなり
でもその薬を1日も欠かすことが出来なくなり
更に薬の種類が増え、
悩みに悩み、薬を全て絶つことにしました。

脱ステ、脱プロ、脱保湿というものを敢行しました。
(脱ステは過去に2回経験していて最後は3度目でした)

10年もの間耐えに耐え、そこから少しづつ這い上がってようやくここまで来ました。
いいえ、10年というのは最後の大山で、こういう時期はその前にもあったので
比較的いい時の波も入れたら苦節何十年です。

そして今…
私は毎日、何の薬も使わずに生活出来ています。
買い物にも行けますし、たまにアスレチックにも行けますし、キャンプにも行けるようになりました。
強い薬を使っても酷かった過去の凄まじい状態から考えると奇跡と言っていいと思います。

★ここに追記します。
良くなった時期の後、悪化の時期も迎えます。
完全に手放しで良くなったとは言えないようです。
残念ですが継続して頑張ります。
(2016.2/6)

アトピーで苦しんでいる方に確実に共感出来ます。
何と言っても経験者本人なのですから。
心理のプロでここまで酷い状態の経験者というのは、そう多くないと思います。
だから一度しっかりとお知らせしておきたいと思いました。

人から見た目で差別されることの辛さ
今は見た目重視の世の中だと思います。
お洒落するのが当たり前という風潮…
その中でこれは本当に辛いです。

動きたくても動けない苦しみ

自分では良くなってきたと思った時に受ける
自分の評価とは全然違う言葉や態度の衝撃

薬などで簡単に治るものだと思われて
「何故いつまでも治さないの?」と思われる悔しさ

心理のプロが自ら体験した全てを総動員して共感します。

こういう私でなければ理解できないこと、
こういう私だからこそお役に立てること、
それがあると経験上強く実感しています。

   ことゆめ

 
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Cotoyume

「ことゆめ」です。
ことゆめ心理カウンセリング
茨城県 阿見町
所持資格は産業カウンセラーです。